代表挨拶

ここ数年、コンピュータを用いたイラスト・漫画制作といった創作活動が、とても活発に行われるようになってきました。

その理由の一端には、コンピュータの性能向上とさまざまな画像系ソフトウェアの登場により、これまで以上に多くの人々にとってコンピュータが、画材として耐えうる物になってきたからではないかと考えています。

しかしながら、お客さまからのお問い合わせなどを通して現状を見ると、ソフトウェアを提供する者として、多くの課題を感じていました。そしてそれらの課題の中には、企業同士が営利を越えて協力し合うことによってこそ、最良の解決を得られるであろう課題が散見されます。

当コンソーシアムを通じてそういった課題を一つでも多く解決していき、コンピュータを用いた創作活動がさらに便利で楽しいものになるよう貢献できれば幸いです。

コンピューターアートテクノロジーコンソーシアム 会長
小松 浩司